2005年11月13日
CentOS:初期設定 for 自宅サーバ
CentOS4.2の設定メモです。自分用にまとめているだけなので、内容などは保障しませんのであしからず。
文字コードがデフォルトはUTF-8になっています。UTF-8でも日本語の表示の問題だけであり操作上は特に問題は発生しないし、対応しているソフトも多いのですが、やっぱりまだまだEUC-JPが一般的なので、EUC-JPに変換します。
[root@linux ~]# sed -i 's/UTF-8/eucJP/g' /etc/sysconfig/i18n && sed -i 's/\/usr\/bin\/less -is/\/usr\/bin\/lv/g' /etc/man.config && exit
文字コードが変更されたかどうかの確認は、下のコマンドを実行してEUC-JPになっていればOKです。
[root@linux ~]# cat /etc/sysconfig/i18n
rootユーザでログインするのはセキュリティ上もよろしくないので、ユーザを追加(useradd,passwdコマンド)してそのユーザでログインして、rootユーザに変更する(su -コマンド)やり方が一般的です。また、どんなユーザもrootユーザに変更可能にすると危ないので、特定のユーザ(ここではlinux)のみがrootユーザに変更可能のようにします。
[root@linux ~]# vi /etc/group※linuxを追加
wheel:x:10:root
↓
wheel:x:10:root,linux※コメントを削除
#auth required /lib/security/$ISA/pam_wheel.so use_uid
↓
auth required /lib/security/$ISA/pam_wheel.so use_uid[root@linux ~]# echo "SU_WHEEL_ONLY yes" >> /etc/login.defs
あとは、SELinuxを無効化になります。SELinuxを有効にするとセキュリティが高くなる分、設定がかなりややこしく、ソフトによっては動かない(?)ようなので、今回は無効化にします。セキュリティという意味では、ウィルス対策ソフトなどでセキュリティを高めることとします。SELinuxの有効/無効はインストール時に設定があるので、そこで無効にしていれば、特にすることはありません。
[root@linux ~]# setenforce 0[root@linux ~]# vi /etc/sysconfig/selinux
※システム起動時にSELinuxを無効にする
SELINUX=enforcing
↓
SELINUX=disabled[root@linux ~]# getenforce
Disabled
※DisabledならばSELinux無効
★2005/11/27追記
システム的にはEUC-JPにはなっているが、manコマンドが文字化けするので、lvをインストールし、manの設定ファイルを変更。
[root@linux ~]#wget http://www.ff.iij4u.or.jp/~nrt/freeware/lv451.tar.gz
[root@linux ~]#tar xzvf lv451.tar.gz
[root@linux ~]#cd lv451/build/
[root@linux ~]#../src/configure
[root@linux ~]#make
[root@linux ~]#make install※manの設定ファイルを変更
[root@linux ~]##vi /etc/man.config#PAGER /usr/bin/less -iRs
↓
PAGER /usr/local/bin/lv
投稿者 yoshi | 2005年11月13日11:43 | カテゴリ PC