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Who Do We Think We Are

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Deep Purple / Who Do We Think We Are!

Guitar : Ritchie Blackmore
Vocal : Ian Gillan
Bass : Roger Glover
Keyboard : Jon Lord
Drum : Ian Paice

<Album Comment>

完全に Gillan と Ritchie が喧嘩状態で作ったアルバムだけに、まとまりというのはあまり感じません。確かに、良い曲はありますが、これまでのアルバムと比較すると、どうしても見劣りしてしまいます。

ただ、ギターが目立っていない分、キーボードが目立っている曲が多いように感じます。

<Song Comment>

Woman From Tokyo

このアルバムでひときわ光っている印象的な曲です。イントロから今までのクラシカル路線とは異なり、どちらかというとポップな曲に仕上がっています。Ritchie も速いとかテクニックとかよりも巧さが全面に出ている曲です。サビでは思わず歌ってしまうほどのメロディアスです。

Mary Long

非常にメロディアスな曲です。Ritchie も印象的なメロディを奏でていますが、Jon と Roger が上手く曲を構成しています。ギターソロになると、待ってましたと言わんばかりの速弾きの応酬です。

Super Trouper

イントロはすごくかっこよく始まっているのに、サビあたりで何らかの処理を加えていて、非常に聞き難く、変な曲になっています。それほど Gillan の声がでなくなっているのかもしれませんが...

Smooth Dancer

いかにも、という雰囲気のある Deep Purple らしいナンバーです。Ritchie と Jon が随所にかっこいいフレーズを叩き出していて、Paice がものすごくかっこいいドラムを叩いています。ソロもすごく弾きまくっていてものすごくかっこいいです。

Rat Bat Blue

ギターは相変わらず弾きまくっている曲ですが、Gillan の声があまり出ていません。もうすこしがんばって欲しいです。これはキーボードソロでしょう。本当にかっこよく弾きまくっています。速いフレーズから印象的な決めフレーズから随所に聴かせてくれます。

Place In Line

ゆったりとしたブルージーなナンバーです。少々退屈な曲です。転調したあたりからちょっとは聞けるようになりますが、Ritchie もがんがんに弾きまくっているわけではなく、Jon も普通のフレーズを奏でているだけです。

Our Lady

ミディアム系のナンバーですが、Gillan の声が完全に奥に引っ込んでいます。サビに来ると不思議なコーラスが入っていて、変です。ギターの音はほとんど聞こえません。

 

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