2006年2月19日
Blackmore's Night / Village Lanterne
アール・アンド・シー・ジャパン (2006/01/25)
中世ルネッサンス音楽を追求したRitchie Blackmoreが作ったバンドBlackmore's Nightの5thアルバムです。ヴォーカルはフィアンセのCandice Nightと変わっていません。Ritchieが在籍していたバンドで5枚連続で同じヴォーカルのアルバムって今までになかったと思います。(^^;)
Blackmore's Nightはアコースティックギターが中心の曲がほとんどですが、今回のアルバムはエレキギターを使っている曲が多く、Rainbowを彷彿させるフレーズやメロディが満載です。今回は、Deep PurpleのChild In Timeのフレーズが出てきてにんまりしてしまいます。特にRainbowのStreet Of Dreamsは元RainbowのJoe Lynn Turnerがゲスト参加してCandiceと一緒に歌っています。これだけでもこのアルバムは「買い」です。
投稿者 yoshi | 2006年2月19日20:38 | 個別リンク
2006年1月30日
Deep Purple / Slaves And Masters
Sony Budget (1994/03/24)
売り上げランキング: 213,325
Ian Gillanが2回目の脱退直後、ヴォーカルに元RainbowのJoe Lynn Turnerを加入して作られた唯一のアルバムです。いわゆる第六期時代になります。バンド名はDeep Purpleですが、元RainbowのRitchie Blackmore、Roger Glover、Joe Lynn Turnerに元WhitesnakeのJohn Lord、Ian Paiceが一緒になってアルバムを作り、Deep Purpleというバンド名で発表したというイメージです。
良くも悪くも当時の時代背景がわかる大人な音使いで、Joeが気持ち良さそうに歌っている印象があります。確かにメロディラインなどは素晴らしいのですが、ドラムやキーボードがかなり地味で、バンドサウンドという意味では勢いがほとんど感じることができません。Rainbowとして聞くとかなりいいアルバムですが、Deep Purpleとしては異色で地味な作品です。
投稿者 yoshi | 2006年1月30日22:35 | 個別リンク
2006年1月23日
Van Halen / For Unlawful Carnal Knowledge
ワーナーミュージック・ジャパン (2005/08/24)
売り上げランキング: 79,753
アメリカのビックバンドVan Halenのアルバムです。Sammyが加入してからかなりポップ指向が強くなり、歌メロが前に出ている曲が増えましたが、このアルバムは歌メロは前に出つつも、バックの音がシンプルで聞きやすく、一つ一つの楽器のなっている音が良く聞こえてきます。
曲一つ一つどれをとってもVan Halenらしい曲が並んでいて、ギタープレイもぶっ飛びのソロだけでなく、随所に見せるリフもかなり高度なテクニックで弾きこなしています。バンドとしてのまとまりは今のバンドにありえないぐらい感じることができます。また、Eddieのピアノも堪能することもできます。
投稿者 yoshi | 2006年1月23日23:55 | 個別リンク
2006年1月19日
Deep Purple / House Of Blue Light
Mca Special Products (1999/06/22)
売り上げランキング: 74,427
第五期の再結成後Deep Purple時代に作成されたアルバムです。前作Perfect Strangersと同じメンバーでいわゆる黄金期メンバーで作成されています。お世辞にも印象に残るアルバムとは言い難く、Ritchieのギターもキレがあまり感じることもできず、バンドとしても黄金期を想像して聞くとかなり肩透かしを食らってしまいます。
それでも、ポップでキャッチーな曲やRitchieらしい(Rainbowっぽい?)疾走感あふれる曲もあり、ところどころはさすが!と感じる曲があります。この後のDeep Purpleのアルバムへつながる曲を展開していると思います。正直に言うとDeep Purpleのアルバムの中では優先順位は高くないのですが、過渡期のDeep Purpleを知るには良いアルバムです。
投稿者 yoshi | 2006年1月19日21:16 | 個別リンク
2006年1月11日
Yngwie J.Malmsteen's Rising Force
Polygram (1990/10/25)
売り上げランキング: 5,938
超高速ギタリストのYngiwe Malmsteenのソロデビューアルバムです。現在ではネオクラシカル路線として呼ばれているクラシックとハードロックが融合した曲を見事に表現し、曲としての完成度が非常に高いです。また、どうやったらそんなスピードで弾けるの?というほどの速いギターソロをふんだんに曲の中に盛り込んでいます。
あまりにも速いギターだけに、ソロが多すぎる、曲がワンパターンなどと非難を浴びていることが多いのですが、決して曲がつまらないわけではなく、まさにクラシカルなソロやリフを表現し、実に感情豊かにギターを使って表現しています。このアルバムでYngwieが表現したかったことが全てつまっていると思います。
投稿者 yoshi | 2006年1月11日23:07 | 個別リンク