2005年3月13日
Masterplan / Aeronautics
Afm (2005/01/31)
売り上げランキング: 49,687
ドイツ出身のメロディアスへヴィメタルバンドの2ndアルバムです。元HelloweenのギターのRoland GrapowとドラムのUli Kuschが中心となって結成されたバンドですが、ヴォーカルにThe SnakesのJorn Landeということなので、楽しみにしていました。(robbitさんより紹介してもらました。感謝!)
ジャーマンメタル臭さは良い意味であまり感じられず、Jornを生かす中音域を強調したハードロックっぽい曲が多いです。このヴォーカルは今のへヴィメタル界では珍しく中音域を歌い上げるタイプで、曲がミディアムテンポでだるくなりそうでも、聞き応えが十分にあります。
ありきたりのスピードメタルにはならず、曲もよく考えて作られていて、本当に素晴らしいアルバムです。はっきり言うと、このヴォーカルはモロ僕の好みです。(^^)
投稿者 yoshi | 2005年3月13日23:38 | 個別リンク
2005年3月10日
Iommi with Glenn Hughes / The 1996 Dep Sessions
Sanctuary (2004/09/28)
売り上げランキング: 31,290
通常24時間以内に発送
Black SabbathのギタリストTony Iommiと元Deep Purpleのベース/ヴォーカルのGlenn Hughesとのプロジェクトで作られたへヴィメタルアルバムです。過去Seventh Starでも競演していますが、そのアルバムに負けず劣らず良いできのアルバムです。(このアルバムはEight Starというタイトルでブートが出回っていたらしいです。)
まさにへヴィメタルという音で、今風のダウンチューニングで音が重いのではなく、リフがずんずんおなかに響く重さです。そのリフをバックにGlenn Hughesが中音域を聞かせた声で歌い上げています。同じようなテンポの曲が続くのですが、Glenn Hughesの歌の上手さが曲にメリハリを与えていて、十分聞き応えがあります。
投稿者 yoshi | 2005年3月10日23:07 | 個別リンク
2005年3月 8日
Heartland / Miracles By Design
ビクターエンタテインメント (1998/04/22)
売り上げランキング: 207,052
通常3日間以内に発送
メロディアスハードロックの5thアルバムです。ヴォーカルのChris OuseyとギターのSteve Morris(Ian Gillan Bandに所属)が中心となっているバンドです。派手さはないが、つぼを押さえたプレイで所々にテクニカルなフレーズをちりばめているギターをバックに、爽快でちょっとマイナー調のメロディをソウルフルに歌いこなしています。
このアルバムでは、若干ギターが前に出ているためハードな曲が多く、Steve Morrisのギターの上手さが際立っています。そのギターをバックに時にはシャウトを交えてソウルフルに歌いこなしているので、どの曲も本当に聞き応えがあり、素晴らしいです。歌も抜群に上手いです。
投稿者 yoshi | 2005年3月 8日01:06 | 個別リンク
2005年2月28日
大村憲司 / Kenji Shock
Sony Music House (2003/08/06)
売り上げランキング: 6,097
YMOのサポートギタリストで知られる大村憲司の2ndソロアルバムです。残念ながら98年に他界したのですが、紙ジャケットで再発されたようです。僕自身もこの人の存在は知らなかったのですが、亡くなられたときにGuitar Magazineに特集され、それから知るようになりました。
このアルバムはほぼインストで、まさにフュージョンです。ギターが実に心地よく、爽やかに空間を埋めています。速弾きなどギターのテクニックが前面に押し出されているわけではなく、音一つ一つを丁寧に出して、上手くタメを作っています。しかし、飽きさせません。フュージョンは普段はほとんど聞かないのですが、なぜかこのアルバムはよく聞いています。
投稿者 yoshi | 2005年2月28日00:10 | 個別リンク
2005年2月26日
Judas Priest / Angel Of Retribution
Sony (2005/03/01)
売り上げランキング: 69
近日発売 予約可
Judas PriestにヴォーカルのRob Halfordが復帰したアルバムです。あちこちでも話題になり、Heavy Metalの復活だ!と騒がれている(と思っている)ある意味、問題作と思います。RobがいないときのJPは一度も聞いたことがないので、僕にとっては、Painkiller以来のJPの新譜となります。
これはなかなかの力作になったと思います。曲は重厚なリフを中心として、Robも得意の高音でのシャウトもあります。ただ、PainkillerやRam It Downのアルバムに収録されていたスピードチューンは一切ありません。どちらかと言うとSad Wings Of DastenyやStaind Classのようなリフが重くソリッドでタイトな曲が並んでいます。
変にスピードチューンに走ってもらわず安心しましたが、一曲ぐらいはスピードチューンが欲しいような気がします。しかし、アルバムの完成度は非常に高く、さすがJPです。裏切っていません。
投稿者 yoshi | 2005年2月26日16:02 | 個別リンク