2005年10月30日
Whitesnake / Saints & Sinner
Emi (1994/07/14)
売り上げランキング: 69,206
バンド崩壊寸前に作られたアルバムです。この後発売されたSlide It Inで豪快にメンバーチェンジしています。曲の路線としては、基本的にはCome'An Get ItやReady An'Willingの延長線上にあるブルージーでノリのいいロックンロールのアルバムに仕上がっています。
後にセルフカバーされるHere I Go AgainやCrying In The Rainはこのアルバムに収録されていて、良い曲が揃っています。アルバムとしても解散寸前という状況とは思えないぐらいまとまりがあります。ただ、このアルバムを境目にしてバンドとしての曲調がよりハードロックな方向へ進んでいくことになります。
投稿者 yoshi | 2005年10月30日22:15 | 個別リンク
2005年10月25日
Whitesnake / Slip On The Tongue
EMI (2002-08-19)
売り上げランキング: 384503
Whitesnakeのアルバムの中ではダントツに問題作。当初はギターをJohn SykesからAdrian Vandenbergに交代して作られる予定だったが、Adrian Vandenbergが怪我のため急遽Steve Vaiを迎えて作られたアルバムです。そのVaiが浮遊感あふれるあくの強いギターを弾きまくり、メロディも全体的にかなりキーが高く、Coverdaleが雄たけびのように叫びまくっている感じです。今までのブルージーな路線はほとんど残っていないため、今までのファンは失望したと聞きました。
しかし、この路線はこれでありかな、と思います。確かにブルージーではないのですが、Covadaleらしいディープヴォイスもきけますし、VaiのギターもVai流バンドサウンドを堪能できます。Wings Of The Stormなんてこのメンバーだからこそできたいい曲です。毛嫌いしている人は一度聞いて判断してもいいと思います。
投稿者 yoshi | 2005年10月25日00:29 | 個別リンク
2005年10月12日
Cozy Powell Forever ~ Tribute To Cozy Powell
ソニーミュージックエンタテインメント (1998/09/19)
売り上げランキング: 129,190
Rainbow、Whitesnake、MSGなどの全盛期にドラムとして活躍したCozy Powellの日本人によるトリビュートアルバムです。Loudnessのドラムである樋口宗孝が中心となって、二井原実、高崎晃、寺沢功一、厚見玲衣、生沢佑一、はたけ、沢田泰司、DAITAなどが参加しています。Cozy Powellのトリビュートだけに、全体的にドラムの音が前に出てきています。
さすがCozy Powellだけあって、演奏している曲も色々なバンドの曲が並んでいます。どの曲もそうですが、原曲の雰囲気を壊さずに演奏しているのが印象的です。ヴォーカルは癖のある歌い方の人が多いので、ヴォーカルに関してはかなり原曲と印象が異なるかもしれません。Stargazerでの高崎のWahがものすごいです。僕はちょっと許せませんが...(--;)
投稿者 yoshi | 2005年10月12日21:31 | 個別リンク
2005年10月 9日
Van Halen / 5150
Warner Bros. (1990/10/25)
売り上げランキング: 13,760
ヴォーカルがDave Lee RothからSammy Hagerに交代した直後のアルバムです。Van Halenは既にビックバンドで名実ともにあり、ヴォーカルのSammy Hagerもソロとして既に売れていましたので、あのVan HalenにSammy Hagerが加入した!ということで、結構話題になったそうです。
Daveと違って、音域が広く歌が上手いSammyに変わり、ポップ路線の曲がずらりとならんでいます。もちろん速い曲もありますが、バラードや歌を聞かせる曲が多くなりました。Eddieのギターも「らしさ」を出しつつも、ヴォーカルを引き立てるギタープレイが見事です。今までは、どちらかというとEddieのギターと勢いで押し切っていましたが(Eddieのギターはそれでも超人的ですが)、この頃からぐっとポップになり、本当に歌が上手く、曲がいいバンドだなぁ、と思いました。
投稿者 yoshi | 2005年10月 9日16:05 | 個別リンク
2005年10月 5日
Allen - Lande / The Battle
マーキー・インコーポレイティドビクター (2005/08/24)
売り上げランキング: 1,981
Synphony XのヴォーカルRussel Allenと元The Snakes~ARK~Millenium~現MasterplanのヴォーカルJorn Landeというヘヴィメタルバンドの実力派シンガーが組んだプロジェクト。曲調はポップなメロディを中心として、ハードなギターやキーボードが弾きまくるという感じです。
意外とギターとキーボードが目立っていて、ソロも弾きまくりです。でも、この二人のヴォーカルが歌い上げるだけあって、存在感は抜群にあります。サビではハーモニーを聞かせる曲が多く、バラードでは本当に圧倒されます。ヴォーカル寄りの曲ではなく、バンドサウンドが聞けるので、退屈にはなりません。
投稿者 yoshi | 2005年10月 5日22:27 | 個別リンク