2009年7月20日
Stratovarius / Polaris
北欧のメロディアスヘヴィメタルバンドの復活アルバムです。一時は解散状態にまで追い込まれていたバンドでしたが、結局のところ中心人物だったギターのTimo Tolkkiが脱退し、新しいギタリストMatias Kupiainenが加入することで、存続することに落ち着きました。その新しいギタリストを迎えた第一弾アルバムとなります。
ビクターエンタテインメント (2009-05-20)
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復活アルバムにふさわしく、Stratovariusというバンド名に期待するメロディアスで速い曲がずらりと並んでいます。ギターもかなりテクニカルで、ライブでも今までの曲を弾きこなす腕は十分にありそうです。印象としてはDestinyの頃に戻ったかな、と思います。ただ、曲の完成度が今までより若干低いのが気になりました。これはTimo Tolkkiの曲がクオリティが高かったと感じました。
投稿者 yoshi | 2009年7月20日22:30 | 個別リンク
2009年5月30日
Primal Fear / 16.6 (Before the Devil Knows You're Dead)
ドイツのパワーメタルバンドの8枚目のアルバムです。元Gamma RayのRalf ScheepersとSinnerのリーダであるMat Sinnerが中心となっているバンドで、音についても期待を裏切らないメタルな音を出しています。今回からギターにMagnus Karlssonが迎えて作られました。
Frontiers (2009-05-25)
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Magnus Karlssonが加わったことにより、曲のクオリティが上がり、パワーメタルでありながらも聞かせるミディアムテンポの曲もあり、アルバムとしては上手くまとまっている印象があります。ヴォーカルも相変わらず高音のシャウトが気持ちよく出ていて、安心して聴けます。もちろん、今までのスピードメタルな疾走感がある曲もかっこよく仕上がっています。
投稿者 yoshi | 2009年5月30日00:04 | 個別リンク
2009年5月 4日
Heaven & Hell / The Devil You Know
Ronnie James DioがヴォーカルのBlack Sabbathの新作です。Black SabbathはOzzyがヴォーカル時のみ名乗るようで、Dioがヴォーカルの場合は、Dio時代の名盤のタイトルから、Heaven & Hellとバンド名を名乗るようです。アルバムの雰囲気は、ダークでヘヴィなミディアムテンポの曲がずらりと並んでいます。
Warner Bros. (2009-04-28)
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Tony IommiとGeezer Butlerのコンビだけに、リフだけでヘヴィな音を展開しています。特にミディアムテンポの曲が多く、さらに音に重さが加わっています。Heaven & Hellのような疾走するような曲ではありませんが、決してだれることがありません。その要因として、やはりヴォーカルの歌唱力でしょう。これで60歳を超えているとはとても思えません。
投稿者 yoshi | 2009年5月 4日10:49 | 個別リンク
2009年5月 3日
Place Vendome / Streets Of Fire
ドイツのハードロックプロジェクトの2ndアルバムです。元HelloweenのMichael KiskeとPink Cream69のDennis Wardが中心となって作られたプロジェクトで、メロディアスで壮大なハードロックサウンドをバックに、Michael Kiskeが声高らかに歌い上げています。
キングレコード (2009-04-22)
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ヴォーカルはMichael Kiskeだけに、本当に上手いですね。バックもメロディアスでギターが全面に出た曲が中心で、安心して聴くことができます。ただ、Helloweenのような速いメタルな曲はなく、どれも聞かせるメロディアスな曲が中心なので、そっちを期待すると肩透かしを食らいます。本当にKiskeは衰えていませんね。
投稿者 yoshi | 2009年5月 3日23:02 | 個別リンク
2009年3月29日
Iron Maiden / The Number Of The Beast
イギリスを代表するヘヴィメタルバンドIron Maidenの3rdアルバムです。このアルバムからヴォーカルがBruce Dickinsonが加入し、音楽性に幅ができ、更なるヘヴィメタルバンドへと変貌していった時期でもあります。曲はアグレッシブでツインギターで攻めまくり、ヴォーカルが歌い上げるといういわゆるヘヴィメタルの典型的なパターンです。
EMIミュージック・ジャパン (1998-10-28)
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どの曲も勢いがあり、本当に捨て曲というのが存在しないアルバムです。ギター、ベースともにインパクトのあるリフを惜しげもなく披露しています。そこに高音部も難なく歌いこなすヴォーカルがさらに曲を盛り上げています。Iron Maidenが今でもヘヴィメタル界を代表するバンドなのかはこのアルバムを聞けば納得できます。
投稿者 yoshi | 2009年3月29日21:39 | 個別リンク